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マリア あなたはどこにいるの
いるはずの空に手を伸ばすけど
広がる空間は闇の中で
指先は虚しく空を切る
マリア 私は終わりでしょうか
信じられるものは何もない
この荒廃した地上で
私は何をすればいいの
私の声が聞こえるなら マリア
救い出して欲しい
地上に私の居場所がないから
嘘ばかり重ねてきたけれど
私の最後の願いです マリア
しがらみの鎖を断ち切って・・
マリア 私の声は届いてるの
いくつキャンドルに火を灯したら
あなたは辿り着けるのだろう
もう私は疲れきっている
守るべきものはないわ マリア
失うもののカケラさえ
この指をすり抜け消えていった
だからその空へ連れて行って
私の最後のわがままです マリア
生命(いのち)の綾を断ち切って・・
不意に止んだ雨 残る水溜り
部屋の窓から 見下ろしてる私
隙間に咲いた 紫陽花は
何か私に呼びかける あれは何?
梅雨間 あなたに抱かれながら
冷めていく あなたへの思い
戸惑いと憂鬱と寂しさ
あなたじゃなきゃだめとか
そんなのじゃないけれど・・・
厚い雲間をすり抜けて
差し込む日差しは夏間近
跳ね返す光は眩しく
海の匂い仄めかせて・・・
紫陽花の色は 移り気
女の涙で 色を変えていく
紺碧の空の下 たたずむ
私の涙は何色に染まるの?
梅雨間 あなたの肩にもたれ
消えていく とめどない
切なさともどかしさと侘しさ
このままあなたにさようなら
告げましょうか・・・
流れる雲の行く末に
見えるものは眩しい夏
照り返す光は儚く
海の匂い散りばめて・・・
泣き疲れて 眠ったの
あなたのベットで
何もかも 終わったの
あなたは帰らない
あなたを思い続けた
とても長い季節(シーズン)は・・・
いつか色褪せていき
夜のなか失せていく・・・
あなたのこころの裏側
わたしのこころの裏側
どこですれ違ってしまったの
あなたのいないこの部屋で
あとからあとからこみ上げる思い
Ah~今でも愛してる
待ち疲れて 飲んだ
ストレートのお酒
体は酔っているのに
こころは酔えないの
あなたを愛し続けた
あの日々は遠く・・・
夢語りのような
夜の淵で彷徨う・・・
あなたの囁きの裏側
わたしの囁きの裏側
どこに忘れてしまったの
あなたと別れたこの部屋で
あとからあとからこみ上げる涙
Ah~今でも愛してる
風がカーテンを揺らし
朝の光を乱すから
目覚めてつい君の名を呼んだ
もう君はいないのにね
いつもの珈琲の香りも無くて
ベットの上起き上がれば
ただ広い部屋の白い壁
カーテンの影揺れている
泣き虫だった君に
僕は何か与えられたろうか
いつまでもきっと傍にいると
思い込んでいた僕だよ
君の笑顔抜き取られた
テーブルの上のフォトスタンド
あぁもう君は帰らない
君が描いた水彩画だけが
壁に取り残されてる
柔らかい色彩が君の優しさと
僕は気づかなかった
ふたりで聞いたCDさえ
君は持ち去っていった
いつも口ずさんでた
あの歌のタイトルは何?
いい加減だった僕に
君は何も残してくれなかった
いつでも君の笑顔があると
疑わずにいた僕だよ
朝の光はあの日と同じ
違うのは僕だけひとりということ
あぁもう君はいない
深い山間を抜けて 小さな電車は走る
他に乗客もなくゴトゴトと・・・
あなたが生まれた町までもうすぐ
あれからもう二年が過ぎたのに
私は何も変わらないまま
何度目の帰郷でしょうか
狭い踏み切り抜けて 近づく駅
短いプラットホーム・・・
迎えてくれるあなたのお母さん
あの頃より白髪が増えたかしら
笑顔は変わらないのに
小さくなった気がします
お母さんにあなたの面影
つい見てしまう私
突然逝ってしまったあなたの
抱えきれない想い出が
今でも私を泣かせるのよ・・・
あなたのお家で 浴衣いただいて
あなたの眠る場所(ところ)へ・・・
花を抱える私の後ろ
痛む足をかばいながら
日傘のお母さんは無口で
少しうつむき加減です
お寺の屋根の上に入道雲
どこかで蝉の鳴き声・・・
振り返ればあなたの小学校
盆踊りの櫓ができていく
ふもとから聞こえる 太鼓の音
とても切なく胸を打ちます
あなたと過ごしたこの町に
繰り返し来る夏
なのにもうあなたはいなくて
溢れる想い出の中
遠くで雷鳴り始めました・・・
あなたがふざけて泳いだ川
手をつないで上った神社の石段
嫌がる私をむりやり昇らせ
ふもとを見下ろした松の木
花火をしながら夢を語った
あなたを思えばまた涙
あなたがいた夏
あなたのいない夏
陽射しは同じなのに
私とても・・・淋しいです

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